この町を汚さない

ひと月に一度、会社の有志で社外清掃をしています。

もうかれこれ8年位になるでしょうか。

毎月第三木曜日の朝7時30分に店舗前に10名前後のスタッフが集合。それぞれにゴミ袋や○○を持ち、1km内外を40分ほどゴミ拾いを主に回ります。

三月は春を感じる社外清掃です。

風はまだ少し冷たいけれど、あちこちに菜の花が咲き仏の座やかわいい土筆(つくし)も発見!感動!!

とは言え、道端に落ちているのはタバコの吸い殻が多く、お菓子の空き袋やジュースの缶もあちこちに。

ゴミを捨てる人の多少の罪悪からか、目につきにくいところに無理に押し込んであったり、ブロックの穴に突っ込んであったりしてかえって取りにくい。

「どうぜ捨てるなら、取りやすいように捨ててほしいな」とスタッフの声が聞こえてきます。

こんなゴミ拾いを経験すると、皆ゴミを捨てなくなるだろうといつも思います。

そうこうするうちに、だんだん膨らんだゴミ袋を持って再び店舗前へ集合。

ゴミの仕分けをして一区切り。

その後のJさん(うちの若手社員)のコメントが素晴らしい!「ゴミ拾いをしながら、この町を絶対に汚さないぞと思いました」そのカッコよさに皆爆笑(笑)しながらも彼の気持ちが嬉しかった。

東京ディズニーランドの清掃担当の方に「何をされているのですか?」と尋ねると「夢のかけらを集めています」と答えられるそうです。素敵ですね~、さすがディズニー!

同じことでもそんな風に思えたら何でも楽しくなりますね。

仕事の醍醐味ってそんなところにもありそうですね。