『福岡婚活事情』

福岡の結婚コンサルタント「マゼンダ」代表の倉掛未加子さんから、最近の婚活事情についてお話を聴く機会があった。

愛するうちのスタッフの中の女性陣も時の流れの中で20代から30代となり、最近社長(主人)から、「うちの社員で結婚していない女性社員が増えているのは、あんたがそういう話をしないから。これでは日本の人口は減る一方!」と責められる(笑)。

私も気にかけてはいたものの、スタッフもそれぞれに結婚する意志はちゃんと持っているし、プライベートなことだからあんまりせっついても、、、といった気持ちで来た今日(こんにち)だった。

が、倉掛さんのお話しによるとやっぱりもっとせっついたほうが良いらしい。

福岡の適齢期男女の人口は女性の方が多いそうだ。何故か?

男性はより良い仕事を求めて大都市へ流れ、女性が活躍しやすい仕事が多くある福岡は生活もし易く定着する傾向が強いという。

今、男女問わず生涯未婚率は20%にも上るそうだ。(エー?!)

女性の社会進出で女性の結婚への意識も変わってきた。

私が結婚した30年ほど前をひと昔とするなら、実際の結婚年齢はその頃より4~5年上がってきているし、以前は結婚したら専業主婦希望が多かったが、今の女性は結婚しても8割が仕事をしたいと望んでいるそう。

加えて男性側の事情も。地場企業での男性の年収が減ってきていて男性自身が“結婚しても生活が難しい”と感じている人も増えているという。

「恋愛と結婚の違いは契約であり、分かり合えないのが男女なので要は好きかどうか」とはこの道のプロの倉掛さんの名言。妙に納得(笑)。

草食系男子という言葉が闊歩する昨今、「男子よ、もっとたくましく!」と叫びたい心境だが、ひょっとしたら私たち女性にも責任があるのかもしれない。

「男女の権利は平等だが役割が違う。一般的に女性は命を生み育む性。男性はそんな女性を守る性。又、そういう男性を育てるのも女性の役割」と、倉掛さんと共にマゼンダを経営し今は博多の歴女として名高い白駒妃登美さんも話されて非常に共感したものだ。

おせっかいおばさんと言われても、やっぱりお尻をたたきカップル誕生に寄与したい。

これからの日本を背負って立つ若い世代が脈々と受け継がれていくことに少しでも貢献したいとあらためて感じた一日だった。