初釜式

1月9日、福岡市の聖福寺さまにて、新年の初釜式が行われました。

裏千家、志村宗恭先生社中による荘厳な中にも和やかなひと時でした。

私も志村先生に師事していますが、お水屋をさせていただくほどの腕前がなく(笑)、客として座らせていただきながら濃茶・点心・薄茶と皆美味しく頂戴しました。

今年はお茶村スタッフの松藤も出席してくれ、初釜のお祝いを共に出来た事もとても嬉しいことでした。

濃茶は志村先生自ら、その見事なお点前をご披露されました。

普段のお稽古ではご指導が主であるため、中々拝見出来ない師のお点前。

それはもう「美しい」という表現がぴったりの世界観!見惚れてしまいました。

ご来賓も錚々たる方々が多い中、点心のお席では親しみのある笑い声が飛び交い、志村先生の素晴らしい人間力をあらためて感じ、感謝でいっぱいになりました。

又、聖福寺さまは、中国の宋から抹茶製法の基礎を伝えた栄西禅師を開山として創建された日本最初の禅寺です。

お茶に所縁の深い聖福寺さまでの初釜式、今年も春から縁起が良さそうです。

初釜式にて。志村先生とスタッフの松藤とともに