~秋のお茶会、大川市にて~

11月27日日曜日、大川文化センターにて表千家茶道・裏千家茶道と共に日本礼道小笠原流煎茶道のお茶会が行われました。そぼ降る雨の中、早朝から文化センターに集合し準備を開始、10時からのお客様をお待ちしました。

小笠原流煎茶道は玉露点前と紅茶点前でおもてなし。

今回の玉露点前のお茶は、有難いことにお茶村の特上八女玉露「星の雅」をお使いいただきました。

お茶席に入った弊社若手女性スタッフも、お茶の美味しさや美しいお点前に感激!

特上八女玉露「星の雅」の素晴らしさを最大限引き出そうとお稽古でも皆一所懸命に取り組み、納得いくお味を表現できたと思います。

お客様にも大好評で嬉しく有難い一日となりました。

日本の伝統文化に携わる一員として、これからも日本の心を大切にし、継承してまいります。

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社中による見事なお点前

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特上八女玉露「星の雅」

「嬉しい入社式」

春爛漫の4月1日、新入社員入社式を迎えることが出来ました。

今年の新卒入社は1名。3月に地元の高校を卒業したての堤 里都さん。

中途採用が多い我が社ですが、新しく社会人となる女性を迎えるにあたり、周りのスタッフも歓迎の気持ちを伝えたいと一所懸命に準備を進めてくれて、本当に嬉しい入社式となりました。

朝8時、お茶村社員が見守る中「新入社員入場!」の合図に、緊張した面持ちで入場する堤さん。

胸には生のお花の可愛いコサージュが!八女の新進気鋭の若きフラワーデザイナー野田遵平さんがつくってくれたコサージュで、ピンクのラナンキュラスをメインに周りに小花や蕾を可愛くあしらい、春を奏でてくれています。

式次第に沿い、企業理念の唱和、社長の挨拶、辞令交付、入社激励書の読み上げと進みます。

入社激励書を読む時の私はいつも想いが込み上げ、泣きそうになります。

入社式には参加出来なかったけれど、同じグループ会社の大石茶園スタッフも“歓迎!堤里都さん”の文字を一文字々々各自で持ち、写真で参加してくれました。

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続いて常務や先輩社員のお祝いの言葉、そして本人による“社会人としての決意表明”。

皆それぞれ気持ちの伝わる内容で、私まで心新たにさせていただきました。

記念の集合写真撮影も終わって緊張が少しほぐれた堤さんに感想を聞くと、「緊張していましたが、皆さんが私を歓迎して下さっていることがよくわかり、とても嬉しく思いました」との言葉に私の方が嬉しさいっぱい!

心通う素敵な入社式を実行してくれたスタッフたちに感謝すると共に、新入社員を迎えられた幸せを思い、新たな家族と共にこれからも精進してまいります。

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アメリカンドリームの体現者 吉田潤喜会長のご講演を拝聴!

“アメリカでイチローの次に有名な日本人”といわれる吉田潤喜会長のお話を聴く機会に恵まれました。

ジェットコースターのような人生を生き抜き、アメリカンドリームを体現した方のお話しは、胸に迫るものでした。

箇条書きの要約引用で恐縮ですが、伝わるものがきっとあると思いますので、少しご紹介しますね。



金儲けがしたくてアメリカに渡った

アメリカで4回破産しかかった

答えは金儲けではない。分かった答えは“人儲け”

多くの人に助けられた

人は夢は語るが、その夢を死ぬほど思っているか

朝から晩まで語っていると計り尽せないエネルギーが出てくる

自分の夢を追いかけた時、バスを動かしているか

人間は動いて初めて人生の6割を動かす

動いて6割 2割はパッション 後の2割は運

どれだけ人にのぼせることが出来るか

人のバスを押してあげられるか

先に人の夢を形にしてあげる

全部アメリカで体験した・・・



満面の笑顔で語り続ける吉田会長。

その夢を死ぬほど思っているか?

どれだけ人にのぼせることが出来るか?

もっともっと自分に望むところです。

四の五の言わずに実行あるのみ!

吉田会長のご講演を開催して下さり、いつも大変お世話になっている明治屋食品の後藤社長ご夫妻に心から御礼申し上げます。

吉田会長(吉田潤喜氏)プロフィール

1949年12月7日、7人兄弟の末っ子として京都で生まれる。
アメリカにあこがれて、1969年1月24日に単身渡米する。
波乱万丈のアメリカ生活をサバイブした末、自家製秘伝のタレをベースにしたヨシダソース(正式名称:ヨシダグルメのたれ®)を生産販売してアメリカンドリームの体現者となる。
2005年にNewsweek誌(日本版)「世界で最も尊敬される日本人100」に選ばれ、2010年7月にはオレゴン州と日本の友好に貢献したとし「外務大臣賞」を受賞する。
現在、ヨシダグループとして18社を抱え、グループの会長職務と地元料理番組のレギュラー出演、各地での講演から日本国内での様々な番組出演・各メディア取材などこなし、世界中を飛び回る日々を送っている。

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講演会場にて。
気さくに写真撮影に応じて下さる吉田会長。
素晴らしいお話しを有難うございました!
次回はアメリカで是非お会いしたいです。

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

昨年は公私共に格別のご高配を賜りまして、心より御礼申し上げます。

希望にあふれた新年をお迎えになられたことと思います。

今年は丙申年。イヤなことが去るとも言われますが、なんかウキウキ気分の私です。

店舗は新年3日から営業、お蔭様でたくさんのお客様にご来店いただき、スタッフ共々大変嬉しく思っております。幸先良いスタートが切れ、本当に有難いことです。

今年も“健康と美味しさ、そして美しさの探求”をコンセプトに、文化の発信と共に皆さまに喜んでいただけるお茶村であるよう、一同がんばってまいります。

本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

未生の縁 ――――― 南禅寺中村ご老師様の特別ご法話

ご縁をいただき、京都の臨済宗南禅寺管長であり、ご住職でもある中村文峰ご老師のご法話を聴かせていただきました。

お話しに出て来た「未生以前。未生の縁に想いを馳せる」ということ。

自分がまだ生まれる前のご縁、自分はどこから来たのか、父母が生まれる前自分はどこにいたのか・・・

普段なかなか考えないことです。

多くのご先祖様のご縁のお蔭で今の私がいる。そして子や孫に受け継がれて行き、私も先祖と呼ばれる存在になっていく。

大事な命のバトンをつなぎ、自分の役目を果たしていく。

人はそれぞれに使命があってこの世に生を受けると言われますが、今、私は未生以前にいただいた使命を果たしているのだろうか?

想いを残すことなくバトンを渡せるだろうか?

今生で会う人とは前世で会う約束をしていると小林正観さんが言われていましたが、未生以前のご縁の不思議さをあらためて思います。

「日々を笑って生き、最期も笑って逝く」ことが目標の私。

思い煩う暇があったら感謝と笑顔ですね!

「茶人の正月」――― 炉開きを迎えて

11月は炉開きや口切りなどのお茶の行事が相次ぎ、茶道を嗜む者にとって「茶人の正月」と呼ばれる特別な月といわれます。

私が通っている裏千家のお教室でも今月から炉のお稽古になりました。

襖もきちんと閉めてのお稽古になるので、炉の季節感をあらためて感じます。

炉と風炉の違いは・・・

寒い季節にはお客様に炭を近づけ(炉)、暖かい季節にはお客様から炭を遠ざける(風炉)。

すなわち、お客様へのもてなしの心遣いの違い。

私は以前このことを聞いただけでも「素敵だな~」と感心したものです。

茶道はおもてなしの心。

一杯のお茶を差し上げる。

ただそれだけのことであり、それを含んだすべてのことなのです。

炉を開く時期は玄猪(旧暦亥の月亥の日)にと言われます。

亥は五行で言えば水にあたり、炉を開き火を使う炉開きを水の日に行うことで“火伏せ(火災の厄除け)”の意味があるそうです。

これから立春までの間、日本各地で火祭りの行事が多く行われますが、これもやはり水気が回っているこの時期だからこそ。

茶の湯も知れば知るほど、陰陽五行と深く結びついていて面白い!

まだまだ序の口の私ですが、これからも少しずつ紐解いて行きたいと思います。

「もったいない」は日本の伝統的精神文化

環境分野で初のノーベル賞を受賞したケニア人女性、故ワンガリ・マータイさん。

そのマータイさんが2005年2月の来日の際に感銘を受けたのが、「もったいない」という日本語でした。以下、ご紹介しますね。

環境3R+Respect = もったいない

「もったいない」とは、Reduce(ゴミ削減)・Reuse(再利用)・Recycle(再資源化)という環境活動の3Rを一言で表す言葉であり、さらにRespect(尊敬の念)という命の大切さやかけがえのない地球資源に対する感謝の気持ちがひとつになっていることに感銘を受け、環境を守る世界共通語「MOTTANAI」として世界に広げることを決意。

MOTTANAIキャンペーンは環境に負担をかけないライフスタイルを広め、持続可能な循環型社会の構築を目指す世界的な活動として展開されています。

“もったいない”には日本の伝統的精神文化が込められています。

「もったいない」という考え方は、経済的・数値的な捉え方では理解できません。

いわゆる収支や損得を考えた「ケチ」や「エコノミー(経済的)」とは異質なのです。

例えば、昔から食べ物を残すことによく使われました。これは、その食べ物を作った農家の方々、又家庭に届くまでに関わってきた人々、そして料理をつくってくれた人への「気持ち」が込められています。そして何より「大地や太陽・水」など「自然の恵み」への感謝の気持ちがあるのです。“もったいない”という日本語の根底には“ありがたい”という感謝の気持ちがあるのです。

「もったいない」という日本語にはこんなに深い意味が込められている・・・。

そして「日本の伝統的精神文化」の言葉に私の血は騒ぐ(笑)。

日本茶も日本の伝統的文化であるから。

マータイさんは残念ながら2011年にご病気で(享年71歳)亡くなられています。

外国人のマータイさんから日本語の「もったいない」の素晴らしさを教えていただく本末転倒を恐縮しつつ、日本人としてその心を受け継ぎ、伝えて行きたいと思います。

味覚の秋“水出し茶”おすすめです

秋ですね~。気持ちの良い青空が広がっています。

朝方は肌寒さを感じる今日この頃ですが、日中はまだまだ汗ばむ日もあります。

私は、この夏からの“お茶マイブーム”が未だに続いています。

お茶マイブーム、それは・・・水出し茶。

もう秋なのに水出し茶?

そうです!

理由は二つ。

①   何と言っても「美味しい」

②   そしてエピガロカテキンのお蔭でマクロファージが活躍してくれ、免疫力を高めてくれる。

お茶の葉を低温(水や氷)で淹れることによって、甘味のもとであるテアニンが出やすく、且つ苦渋みのもとであるカテキンが出にくくなって程よい甘味のあるお茶になる・・・。

それは良く知られていることですが、それでも抗ガン効果や抗酸化作用のあるカテキンを摂取出来ないのは残念ですよね。

大丈夫!

低温だと、カテキンの仲間のエピガロカテキンが出て、白血球の一種であるマクロファージが免疫力を高めてくれるとのこと。

このことは、7月のTV「ためしてガッテン」で放送された内容ですが、実際に静岡の野菜茶業研究所の物部真奈美研究員にお電話で色々質問したところ、「お茶の葉を10℃以下で出すとカテキンガレートが出にくくなり、結果エピガロカテキンが出て、マクロファージががんばってくれます。水出し茶もホントに良いですよ」とのお話しでした。

さすが、物部研究員。熱心にお答えくださり、感激です。

美味しくて免疫力が上がる。嬉しいですね~、しかもお手軽です。

だから今も、水出し茶用のボトルにお茶の葉を入れ、お水を注ぎ、そのまま冷蔵庫に入れてちょこちょこ頂いています。

味覚の秋・・・程よい甘味と免疫力アップの期待感を楽しみながら、我が家ではもう少し水出し茶が活躍しそうです。

人生は敗者復活戦

9月14日、筑後地区の中学校で「社会人講話」をさせていただきました。

お茶の仕事を通して、社会人としての苦労や喜び、夢の叶え方等の内容で約50分。

お茶を準備していき、お茶の効用や特長を映像で見てもらったり、水出し茶や一般的なお茶(三種類)を試飲したので、あっという間の50分間でした。

最後は、同行の二人の女性スタッフも社会人の先輩として仕事についてのメッセージを一所懸命に伝え、締めくくりました。スタッフにとっても良い経験になったようです。

中学生諸君は予想以上にシャイな印象(特に男子)でしたが、しっかりした感想ももらい、うちに秘めているものは大きいと感じた嬉しいひとときでした。

講話を終え、校長室で校長先生とお話ししながら、校長先生の熱き心に又感動!

「目の前の受験が大事なのはもちろんですが、人間力を向上させることも生徒たちにもっと伝えて行きたい。例えば、全国高校野球選手権大会でも3906校の参加校のうち、一度も負けなかったのは1校(優勝校)だけ。あとは全部負けるんです。

何が言いたいかというと、人生は敗者復活戦なのだということです。勝ち進んでばかりいられる人生はない、負けることもへこむこともあります。大事なのは挫折に負けない生き方。自分たち教師がそれをどう教えることが出来るか、いつもそのことを考えています。」

本当にそうですね~。教育現場におられる先生ならではのお話しで、胸に染み入りました。

人生の本番は、社会人としてどう生き抜いていくか。

嬉しいことも辛いことも人生には色々ありますが、そのことが自分自身を鍛えてくれるのも事実。

そう考えたら、すべてを糧にして周りに良い影響を与えることの出来る“人間力”こそ本当に大切ですよね。

人生は敗者復活戦・・・含蓄のあるお言葉をいただき、感謝の思いでいっぱいでした。

これからの励みとし、精進してまいります。

中村哲医師講演会 ―いま「平和を考える」-  その3

私たち学生が世界平和のために出来ることは?
「自分の身の周りが平和であること。いじめない。家族の中でギスギスした関係をつくらない。自分が平和な心を持つこと。身の周りのことから平和をつくって行くことが大切。」
世界平和というと何かとてつもなく大きなことのような気がしますが、自分の身の周りを良く出来なければ世界平和もない。“まずは身の回りから”肝に銘じたいと思います。

未来ある中高生たちが一般の参加者と共に、一所懸命に質問してくれる姿、とても嬉しかったですね~。

現地では自ら土木工事用の重機を動かし「最近は医療より井戸堀りが専門です」と笑わせる中村先生。
「アフガンの人たちの願いは二つだけ。1日3回食べられることと自分の故郷で家族と一緒に暮らせること。人情に厚く義理堅いし、老人が大切にされ歳とるだけで尊敬される文化がある。・・・今、私たちにとって本当に必要なものは?そう必要でないものは?」

そう、私たちはそう必要でないことまでも望み、結果そのことに縛られて暮らし、不必要な悩みや葛藤、時には争いまでも生み出しているのかも知れません。
歳とるだけで尊敬される・・・なんて素晴らしい!けれど残念ながら今の日本には足りない部分でしょう。
しかし、今は足りなくても本当の豊かさを育める源になって行きたい、としみじみ思ったものです。

先生の著書の中に「私たちが己の分限を知り、誠実である限り、天の恵みと人のまごころは信頼に足る」とあります。最後に言われた「自然と人間がいかに折り合っていくか?」の答えがここにあると思います。
自らの心の平和が、周囲の平和、そして世界の平和につながり自然とも融合出来ることを信じて行きたい。

人間として又、日本人としてどう生きるか?を自らの人生で教えて下さった中村哲先生を誇りに思い、心から感謝申し上げます。